StepMania 3.9のテーマを作成する

最初に

テンプレートを用いてStepMania-3.9用の簡単なテーマを作成する事を目指します。（同系列である3.9a・3.9bに関しても導入できると思いますが、サポート対象外とします）

『背景・BGMの差し替えなど簡単な作業で作れる』をコンセプトにしており、次のような方にオススメです。

このように初心者の方や手間を惜しむ方を対象としているため、ある程度の知識を持った方や経験者の方には物足りない場合があります。

予めご了承下さい。

なお、このコンテンツはPSPRのスキン制作者は多いがStepManiaのテーマ制作者は少ない事から少しでも増えて欲しいという願いを込めて公開しています。

ですから、テンプレートを使用して作成したテーマについては、自己責任の範囲でご自由にお使い下さい。

ご自分のサイト等で配布するといった事も問題ありませんし、当サイトへの連絡義務もありません。

ただし、当サイトが制作しているテーマをベースにしたり、素材等を流用する事は禁止します。

あくまでこのページで公開しているテンプレートで作ったものに限ります。

今回使用するテンプレートについては、次のような特徴があります。

StepMania本体のデフォルトテーマをベースとし、機能の大半をデフォルトテーマに依存しています。また、デフォルトテーマ自体に存在する不具合は解消していません。（この不具合はサポート対象外とします）
デフォルトテーマと比較した場合、次の点を変更しています。
- 一部の画像・音声・演出・画面を変更・削除。
- 日本語フォントを追加し、ヘルプなどを日本語で表示するようにした。
- 難易度選択画面の項目を整理。
  - 『BEGINNER』・『LIGHT』・『STANDARD』・『HARD』を統合して『DANCE』とした。
  - 『MAGIC DANCE』を『BATTLE』とした。
- 選曲画面について、次のように変更。
  - 曲の演奏時間を表示。
  - スコア率を表示。
  - ソートモード『BEST』時の曲表示数を30曲から50曲に変更。
- ソングオプション画面の項目『SPEED』に選んだ譜面のBPMを表示。
- 譜面速度の追加。（x2.5、x3.5、x4.5、x5、x5.5、x6、x6.5、x7、x7.5、C100、C150、C250、C300、C350、C450、C500、C550、C600、C650、C700、C750、C800）
- 演奏速度の追加。（x0.1、x0.2）
- リザルト画面について、通常プレイ時もスコア率を表示するようにした。
- エンディング画面について、ミュージックスクロール画面を廃止してクレジット画面に統一。

テーマ作成にあたり、事前に準備してほしい物は次のようになります。

ソフト関係はここに列挙したもの以外でも構いません。

皆さんが使いやすいもので結構です。

事前に覚えておいて欲しい事があるため、以下に列挙しておきます。

ファイル名に関する記述がある場合のファイル名は、拡張子を表示している前提で記述しています。
画像や音声を差し替える際は、差し替え後のファイルのファイル名を差し替え前のファイルのファイル名にした上で上書きして下さい。
画像について。
- フォーマットはPNG形式で、24ビットカラーや透明度も使用可能。
- 画像のサイズ（横幅と縦幅）は原則として差し替える元画像と同じにする。（アイコンなどの一部画像はサイズが異なる場合も問題ない事がある）
音声について。
- フォーマットはMP3またはOGG。
- オーディオサンプルレートは44.1KHz。
- ビットレートは適当で良いが、128～320kbpsで十分。
- MP3ファイルを用いる場合、差し替え時に同名のOGGファイルは削除する。
- BGMをループ再生させる場合はファイル名の末尾に『（半角スペース）(loop)』とつける。（例：『～ music (loop).ogg』）
StepMania起動時に使用できる便利機能について。
- Tabキーを押し続ける事で高速化する。
- F2キーを押す事で画像・音声・設定ファイルの再読み込みができる。
- 一部の画面ではゲームプレイ時の←↓↑→に割り当てたボタンを押すことで、現在の画面をスキップできる。

使用するテンプレートテーマをStepMania本体に適用する手順は次のようになります。

テーマの制作を始めます。

ここからは興味がある方向けの内容です。

今回の制作におけるサポート対象外になりますので、予めご了承下さい。